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ハオリムシ

  1. 2011/05/31(火) 17:02:35|
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中村創の深海魚

今日も中村創が深海魚の話をします。

今日ご紹介する深海魚はハオリムシです。




チューブワームって名前のが有名。
チューブワーム(tubewormまたはLamellibrachia)とは、深海の熱水噴出孔周辺に生息する生物で、チューブ状の棲管に入り、入り口から頭を覗かせる。
和名ではハオリムシ(羽織虫)と呼ぶことが多い。

発見当初、その様子のあまりの異様さと、しばらくはその分類学上の位置が決まらなかったことからそのままチューブワームと呼ばれ続けた。
現在では有鬚動物門のハオリムシ綱という群にまとめられている。
ただし、これを環形動物門多毛類に含める説が浮上している。


体長は数十cmほどで先端には紅色の突起が存在する。
口、胃腸、肛門などの消化管等をもたず、硫黄酸化細菌をその体内に持ち、共生している。
化学合成菌には突起から硫化水素等を取り込み菌に供給し、菌は有機物を供給している。

非常に不思議な見た目。
まるで何かの筒の集まりのようですね。

う〜ん、深海の世界は本当に不思議です。

深海砂漠と深海オアシス

  1. 2011/05/28(土) 14:47:00|
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深海という環境はやはり生物には過酷で、生物量に関する限り砂漠のように荒涼としている。

この過酷さは高水圧や低水温のためだと思われがちだが、実際にはむしろ餌不足に由来する。
深海では光合成が行われないので、深海生物の食糧源は陸や表層からの沈降有機物ということになる。
したがって、深海生物の量は、おおむね陸からの距離と水深とともに減少する傾向がある。


一方、砂漠にオアシスがあるように、深海底にもバイオマスが異常に大きな「ホットスポット」がある。
通常の深海底バイオマスが一平方メートルあたり数〜数十グラムなのに対し、ある深海オアシスでは数十キログラムにも達していた。
このオアシスとは熱水噴出孔。
文字通りのホットスポットである。



熱水噴出孔はまた、未知の生物の宝庫でもある。

特にチューブワームという動物は奇妙で、これのために新たな動物門が提唱されたほどである。
チューブワームは、白く細長い筒殻(キチン質+タンパク質)の中に軟体部がある。チューブは数十センチから二メートルにも達する。

筒殻(チューブ)の先端開口部からは赤いエラが見え隠れし、白と赤のコントラストが美しい。
これが群生するさまは、海底の赤い花の咲いた白い森林のようである。

深海魚は水圧に強い

  1. 2011/05/06(金) 16:53:55|
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音も光もない世界で生きる究極のスローライフ!
冷たい、エサもほとんどない世界で生きる「命」に、人間は学ぶべきものがある!

この台詞がすごく好きな中村創です。


「なぜ深海魚は水圧の高い深海にいてつぶれないの?」

前にこう思ったことがあります。

そして調べてみたんですが

体液、血液と、外の海水との圧力が釣り合っているからだそうです。
また、体のつくりや鰾(うきぶくろ)も、外圧に耐えられるようなつくりになっています。

深海魚は、水深200mよりも深いところに住んでいます。
水圧は、10m潜るごとに1気圧(1 atm ≒1.03 kg重 / cm2)ずつ増していきます。

例えば,最も深い水深8,000m付近に生息する魚類のヨミノアシロ(アシロ科)の体には,およそ800気圧が掛かることになります。

このような高圧力に、深海魚は、なぜ耐えることが出来るのでしょうか?


これは、深海の生物の体液、血液と、外の海水との圧力が釣り合っているからです。
また、このような高圧下では,二酸化炭素は気体ではいられず液体化してしまい、生物の体を作るタンパク質も変成してしまうのですが、ある種の深海性魚類のタンパク質は,浅い海域の魚類に比べて変成しにくいことが知られています。


また、魚には鰾(うきぶくろ)があり、魚の鰾内に空気がある場合は、水面直下からこの水圧の影響を受けます。
比較的古い起原をもつ魚類のグループは、ふつう鰾と消化管の間に気道をもちます。
しかし、深海性の種では、この気道が二次的に閉じています(閉鰾類と呼ばれます)。

これは鰾内のガスが、水圧により口から逃げないようにするためです。
中深層域から表層まで日周鉛直移動する種には、鰾内のガス線と血管網(毛細血管の束)がよく発達するものが多く見られます。
このガス線と血管網は,鰾内へのガスの供給や、そのガスを血液内へ再吸収するための器官です。
日周的な激しい水圧の変化に適応した結果といえます。

より水圧の高い深い水深帯に生息する種では、鰾内部が油分や結合組織で満たされる状態が見られたり,鰾が極めて退化的,もしくは消失していることもあります.このような状態の鰾をもつ種では,骨格系や筋肉系が退化的になり、また体の水分含有量を増やすことで、中性浮力を得ることができます。

多くの深海魚の仔稚魚は,表層域で生活するため、一時的に気体を含む鰾をもちます.深海底生性のカスミザメ類では,スクワレン(squalene,密度が低い油分)を含む肝臓がよく発達し(体重のおよそ25%),この油分により浮力を得ています。
ギンザメ類も同様に肝臓が大きく、また骨格は軟骨化しています。


深海魚とは本当に不思議で神秘的な存在です。


中村創はこれからもそんな深海魚について調べてきたいと思っています。




中村創が深海のエイリアンを紹介!

  1. 2011/04/23(土) 14:44:56|
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中村創の深海魚

今日も中村創が深海魚の話をします。

今日ご紹介する深海魚はオオタルマワシです。

オオタルマワシ 学名:Phronima sedentaria





その形態から「深海のエイリアン」ともいわれています。
ほんと、エイリアンのようなお姿ですよね。
(エイリアンは見たことありませんが…)
少し不気味ですが、透明の家に入ってフワフワと一生懸命泳ぐ姿はなんだか健気でとてもかわいらしい印象です。


全長1〜2cmの小型の甲殻類(エビ・カニの仲間)です。

浮遊性のホヤの仲間(ヒカリボヤやサルパ)を襲ってその中に入り込み、内側を食べた後、外側を巣として利用する。
このホヤの家は敵から身を守ったり、深い場所に沈んでしまわないための浮き輪のような役割をしていたりするようです。

画像では比較されていないので分からないですが、すごく実物は小さいです。
なので可愛らしい、という印象を持つ方も多いようです。


雌はその樽のような巣の中に卵を産みつけ、子育てをするといわれています。

樽をまわす様子からその名前がついたそう。

飼育が非常に難しく、あまり水族館などでも展示はされていません。
まぁ見るからに飼育は難しそう…ですよね。(笑)





中村創のレプトケファルス解説

  1. 2011/04/21(木) 15:32:46|
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中村創の深海魚

今日も、中村創が深海魚の話をします。

今日ご紹介する深海魚はレプトケファルスです。


レプトケファルス(Leptocephalus、「レプトセファルス」とも)
ウナギ目、カライワシ目、ソコギス目など、カライワシ上目の魚類に見られる平たく細長く透明な幼生で、大きさは5cm前後かそれ以下から1mを超す場合もある。
ウナギやアナゴ、ハモなどのウナギ目のものが有名でウナギは成長後にはレプトケファルス期の約18倍、アナゴは約30倍の大きさになる。


1928年から1930年にかけてデンマークの調査船ダナ号による海洋調査が行われた。
1930年1月31日、そのダナ号によってセント・ヘレナ島付近で1.8mもある非常に大きなレプトケファルスが捕獲され、大きな反響を呼んだ。

それまで知られていたウナギ類のレプトケファルスは成長後には数十倍の大きさになることから、この巨大なレプトケファルスが成体になった場合には体長が数十mにもなると予想され、伝説のシーサーペント(大海蛇)の正体がこれで判明した、と報じる新聞もあった。

その後も巨大なレプトケファルスの標本はたびたび採取されたが、その成体の姿は謎のままだった。


事態が好転したのは最初の発見からおよそ30年後のことだった。

1960年代半ばになって、偶然にも変態途中の巨大レプトケファルスが採取されたのである。
そしてその身体の特徴は、この幼生がソコギス目魚類の仔魚である可能性を強く示唆していた。
あらためて詳細な調査と研究が行われた結果、

ソコギス目魚類もレプトケファルス期を経て成長する。
そのためウナギ目とソコギス目には近い類縁関係が認められる。
ウナギ類はレプトケファルス幼体からの変態後に大きく成長する一方で、ソコギス類はレプトケファルス期において成体サイズまでの成長を行い.変態後はほとんど成長しない。

などの事実が判明した。

それまで見つかった巨大レプトケファルス標本も再調査の結果、ソコギス目魚類の幼体であることが明らかになり、シーサーペントは再び伝説上の存在となった。


その後、同じくレプトケファルス期を持つことがわかったカライワシ類などと共に、これらの仲間はレプトケファルス期を持つことを共通形質とするカライワシ上目という分類群にまとめられている。



中村創のカタクチイワシ

  1. 2011/03/17(木) 23:41:47|
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中村創の魚好き
中村創が解説していきます。
カタクチイワシ(片口鰯) Engraulis japonica は、ニシン目・カタクチイワシ科に分類される魚の一種。
いわゆるイワシの一種で、人類の利用のみならず食物連鎖の上でも重要な魚である。
最近、学名がE. japonicusと表記されることがあるが、男性名詞を修飾する際に用いるべきjaponicusを、女性名詞である属名Engraulisに対して用いるのは誤りであり、たとえ広く通用している綴りであっても国際動物命名規約条34.2に従って変更しなければならない。


特徴
成魚の全長は10-20cmほど。
体色は背中側が青灰色で、腹側が銀白色をしている。
鱗は円形をした「円鱗」(えんりん)だが剥がれやすく、漁獲された際に鱗が脱落してしまうことも多い。
断面は背中側がやや膨らんだ卵形をしている。


マイワシ、ウルメイワシと同じくイワシの一種だが、カタクチイワシは目が頭部の前方に寄っていて、口が頭部の下面にあり、目の後ろまで大きく開くことが特徴である。
和名も「口が頭の片側に寄っている」ことに由来する。
また、他の2種よりも体が前後に細長い。
分類上でも、マイワシとウルメイワシはニシン科(Clupeidae)だが、カタクチイワシはカタクチイワシ科(Engraulidae)である。


北海道から南シナ海までの西太平洋沿岸に分布する。
内湾から沖合いまで、沿岸域の海面近くに大きな群れを作る。
プランクトン食性で、泳ぎながら口を大きく開けて植物プランクトンや動物プランクトンを海水ごと吸い込み、鰓の鰓耙(さいは)でプランクトンを濾過摂食する。


一方、敵はカモメやカツオドリなどの海鳥、サメやカツオなどの肉食魚、クジラやイルカなどの海生哺乳類、イカ、人間など非常に多岐にわたり、人類の利用のみならず食物連鎖の上でも重要な生物である。
カタクチイワシは天敵から身を守るために密集隊形を作り、群れの構成員全てが同調して同じ向きに泳いで敵の攻撃をかわす。
これは他の小魚にも共通する防衛策である。
対する敵はイワシの群れに突進を繰り返して群れを散らし、はぐれた個体を襲う戦法を取る。


産卵期はほぼ1年中だが、春と秋に産卵するものが多い。
卵は楕円形の分離浮性卵で、1粒ずつがバラバラに水中を漂いながら発生する。
孵化した稚魚は急速に成長し、1年経たずに繁殖ができるようになる。
寿命は2年-3年ほどである。


利用
カタクチイワシは日本で最も漁獲量の多い魚で、日本各地で巻き網や地引き網などで漁獲される。
また、「シラス」は主にカタクチイワシの仔魚で、これも食用に多く漁獲されている。


鮮度の良いものは刺身など生で食べることもできるが、傷みが早く入手が限られる。
鰯の中でも新鮮なカタクチイワシの刺身は、最も美味しいと言われている。
ただし季節と漁場によってはアニサキスの寄生が見られ、生食に際しては細心の注意が必要である。


最も多い利用法は煮干し等の干物だが、良い干物の決め手も鮮度で、加工作業は時間との戦いとなる。
カタクチイワシが水揚げされると港や加工場はにわかに忙しくなる。


おもな利用法には以下のようなものがある。


畳鰯(たたみいわし) - 稚魚を板海苔状にまとめ干物にしたもの。

白子干し(しらすぼし) - 稚魚を塩茹でし干したもの。
カルシウムを含む食品の代名詞でもある。
やわらかいものから乾燥度合いにより「しらすちりめん」「太白ちりめん」「上乾ちりめん」に区別される。
やや個体の大きいものは「かえりちりめん」と呼ばれる。

目刺し(めざし) - 立て塩をした後、数匹ずつ竹串に刺して乾燥させた干物。
流通段階では竹串は外されていることが多い。
乾燥度合いの違いにより「若干し」「丸干し」に分けられる。

煮干し(にぼし) - 茹でて乾燥させたもの。
主に出汁をとるために利用される。

田作り(たづくり) - ゴマメ(小型のカタクチイワシを素干ししたもの)を砂糖と醤油で煮絡めたもの。
御節料理の祝い肴として知られる。

アンチョビ - 三枚に下ろして塩漬けした後、植物油に漬け込んだもの。

ごま漬け - 千葉県九十九里地方の郷土料理。

調味料 - 魚醤またはたん白自己消化物と呼ばれる発酵調味料原料として用いられる。

食用以外にもカツオなど肉食魚の釣り餌、肥料などに用いられる。


別名
日本では古くから食用に供されてきたため、地方ごとに様々な別名をもつ。
ヒシコイワシ、シコ、シコイワシ、田作り(タヅクリ)、五万米(ゴマメ)、背黒鰯(セグロイワシ)、狼鰯(オオカミイワシ)、脹眼(ハンガン)、金山(カナヤマ)、丸(マル)、ヒラレ、泥目(ドロメ)、ドロイワシ、ママゴ、エタレ、クロタレ、シラス、タレクチ、チリメン、タレ、ホオタレ、ホホタレ、ホウタレ、ブト、コシナガ、カエリ、カクハリなど、多種多様な呼び名がある。

中村創のフウセンウナギ

  1. 2011/03/11(金) 18:36:03|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
フウセンウナギ(風船鰻)は、フウセンウナギ目フウセンウナギ科に属する魚類の総称。
フウセンウナギ科はフウセンウナギ属(Saccopharynx)1属のみで11種を含む。
属名からサッコファリンクスとも呼ばれる。
学名は ラテン語: Saccus 「袋」+ ギリシア語: pharynx 「のど」で、袋状に膨らむ"喉"を表したもの。

概要
大西洋、インド洋、太平洋の水深2000m前後から4000m付近までに生息し、これまでに11種が知られている。
大きな口を持つことで知られる深海魚(漸深層遊泳性)で、全長 60cm〜160cm 程度。
色は黒っぽく、口には小さな歯が多く、尾の先端には発光器を持つ。
他のフウセンウナギ目の魚と同様、接続骨、鰓蓋骨、鰓条骨、鱗、肋骨、幽門垂、鰾(うきぶくろ)などを持たない。
ウナギ目と同様にレプトケファルス幼生(葉形幼生)期を経て成長する。

その奇妙な形態からかつては硬骨魚類ではないと考えた研究者もいた。
2000年代に行われたミトコンドリアDNA解析では、本科および他のフウセンウナギ目魚類はウナギ目の内部に分岐し、特にシギウナギ科・ノコバウナギ科・ウナギ科に近縁であることが示唆されている。

中村創のダイオウホオズキイカ

  1. 2011/03/04(金) 17:14:03|
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中村創の深海魚

本日も深海魚の話をする中村創です
ダイオウホオズキイカは、スルメイカ下目(英語) - サメハダホウズキイカ科(英語) - クジャクイカ亜科(英語)に属する、巨大なイカの一種(1属)。本属の下位分類はhamiltoni の1種のみで構成される。

ダイオウイカとともに、世界最大級の無脊椎動物(同時に、頭足類)として知られている
呼称
属名 Mesonychoteuthis は古典ギリシア語: μέσος (mesos) 「中ほどの」 + ὄνυξ (onyx; 語幹: onych-) 「獣爪、かぎ爪」 + τευθίς (teuthis) 「イカ」による合成語。 なお、後2者のみを組み合わせた Onychoteuthis はツメイカ科ホンツメイカ属の名称に充てられている。

形態
ダイオウホオズキイカはダイオウイカ以上に巨大なイカである可能性を持ち、体長は約12- 14m (39- 46ft) とされる。
また、2003年に南極海で幼体が捕獲され、更に2007年2月に捕獲された未成熟の個体でも、外套膜だけで、250cm、体重450kgにも達しており、成熟個体では触腕を含めた全長が20mに達することがあるのではないかとも言われてもいる。

眼や口器の嘴(くちばし)の大きさでもダイオウイカを凌ぐとされる。触腕には吸盤の代わりに5cmにもなる回転式の大きな鉤爪を持ち、これで獲物を捕らえたり、マッコウクジラのような天敵から身を守ると言われている。

特徴的なダイオウイカとの違いは、触腕の鉤爪である。ダイオウイカの触腕には鉤爪が無く、代わりに硬い鋸状の歯が並んだ吸盤が付いていることや、胴体の遊泳鰭が非常に大きいことに加え、触腕が体の割にダイオウイカほど長くはない。体色はどちらも赤褐色。

ダイオウイカとの共通点は、深海棲で巨体であること、「大王」の名を冠した呼称の類似していることだけであり、類縁関係が近いわけではない。

生態
南極海周辺の深度2,000mの深海域に棲息している。
ダイオウイカと同じく、深海棲の大型のイカや魚を餌にしていると考えられている。
南極海にはナンキョクオキアミを捕食するイカ類が非常に多く、それを餌にしようと集まる巨大なイカ類もクジラ類(マッコウクジラ、ミナミトックリクジラ、ミナミツチクジラ、ゴンドウクジラなど)の獲物になっているとされる。
しかし、2010年時点で自然な状態のダイオウホウズキイカが観測された例はなく、また巨大なイカ類を従来の方法で捕ることは困難である(ほとんど獲れない)ため、生態の全容ははっきりしていない。

ダイオウホウズキイカは活発な動物ではなく、基本的には海を漂流しながら付近を通りかかった獲物を捕らえて生きていると推定されている。
この方法ではわずかの食物しか得ることができないが、新陳代謝を抑えることで少量のエネルギーを元に体を維持していると見られる。
2010年の研究では、体重500kgのダイオウホウズキイカは5kgの魚一匹で200日間の生命活動をまかなえると計算されている。

本種やダイオウイカのような巨大な深海棲イカ類にとっての第一の天敵はマッコウクジラであると考えられており、マッコウクジラの消化器官からは本種の嘴(くちばし)も発見されている。過去の捕鯨調査での胃内容物に含まれるビーク(くちばし)からの分析によれば、本種の生息域である南氷洋でのマッコウクジラの餌は個体数で14%、重量で77%ほどが本種を含むサメハダホウズキイカ科であると言う。
マッコウクジラの皮膚には巨大イカ類の吸盤の鉤爪によって付けられたと見られる円形の傷痕が確認されることが多く、巨大なイカ類もおとなしくマッコウクジラに捕食されているわけではなく、激しい抵抗を行っている習性がうかがえる。

頭足類の寿命を考慮すると、数年の短い一生の間で巨体に成長することは大きな謎に包まれている。
これまで捕獲されてきた個体の全てはメスであり、オスの個体はいまだに発見されたことがないが、その理由についても未解明のままである。

捕獲される機会が非常に珍しい生物である上に、研究には複数の難題があるため、現在までのところ生態の解明はあまり進んでいない。
陸上で呼吸可能な呼吸器官を持たないため、水中から引き揚げるとすぐに死んでしまう。
死ぬと数時間で組織の腐敗が始まり、腐敗する速度も非常に速い。
水の外で体を支える構造を持たない巨大な無脊椎動物であるため、水中から引き揚げると自らの重量で体形が崩壊してしまい、原形を保ったまま研究施設まで持ち込まれる機会が少ない。

研究対象として、南極沖で捕獲された個体が、ほぼ完全な状態の生物標本として2007年3月からニュージーランドの首都ウェリントンにあるニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワにて展示されている。
ダイオウホオズキイカの全身標本を保有しているのは、現在のところ世界でもこの施設だけである

中村創のマジェランアイナメ

  1. 2011/03/03(木) 18:27:42|
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中村創の深海魚


本日も深海魚の話をする中村創です
マジェランアイナメ(異音:マゼランアイナメ、学名:Dissostichus eleginoides、別名:オオクチ)は、スズキ目- ノトテニア科(en)のDissostichus 属に分類される硬骨魚の一種(1種)。
南極周辺の深海に生息する肉食性の大型深海魚。
近年では重要な食用魚ともなっている。


呼称
標準和名の第一要素「マジェラン」は南極海域に属する「マゼラン海峡」に由来しつつ、その英語読みに準じたものである。
よって、日本での慣習読みである「マゼラン(-アイナメ)」の名で呼ばれることも多い。
第二要素「アイナメ」は、カサゴ目の魚「アイナメ」のことである。
ただし、姿は似ていても分類は全く異なる。
また本種は、同様の利用のされ方をするムツ、ギンダラ、メルルーサなどとも混同されることがある。

主要な漁獲国であるアルゼンチンなどリオプラテンセ・スペイン語圏では、「メルルーサ・ネグラ("Merluza negra": 黒メルルーサの意)」や、「バカラオ・デ・プロフンディダ("Bacalao de profundidad": 深海バカラオの意)」等と呼ばれる。

生物的特徴


形態・生態・分布
成魚は全長1mを超える大型魚であり、最大の記録は全長約238cm、体重約130kgという(水産庁水産総合研究センター発行『平成20年度国際漁業資源の現況』)。
寿命は十数年から50年程度と考えられている。
南極周辺の水深50- 3,850mの深海に生息し、小魚や頭足類などを捕食する。

乱獲の影響
南極海洋生物資源保存管理委員会 (CCAMLR) が違法な漁による乱獲を問題視している。
CCAMLRは南極海でのマジェランアイナメの漁獲制限量を約12,000 tと定めているが、実際にはその倍近くが漁獲されているものと推定している。
これにより、漁業資源の枯渇が心配されている。
他種と紛らわしい様々な名前で呼ばれていることも、不法漁獲を取り締まりづらくする一因であるとする人もいる。

利用
1980年代からギンダラの代用魚として日本に輸入されている。
主な消費国は日本とアメリカ合衆国で、漁獲高の90%程度はこの2国で消費されていると思われる。
漁獲国はチリ、アルゼンチン、オーストラリア、フランス、イギリスなどである。

脂肪が多い白身魚で、日本では照り焼き、焼き魚、煮付けなどにして食される。
また、ソースやハーブを用いた洋風料理にも利用されている。

流通名等の問題
日本では「メロ」という流通名(市場名)で、食用白身魚として広く利用されている。
2003年以前には「銀ムツ」という名前で流通することが多かった。
しかし、ムツやアカムツなどとは分類が異なる魚で、「消費者に混乱をもたらしている」との判断から、2003年にJAS法が改訂され、「銀ムツ」という名前での販売が禁止された(ただし「銀ムツ(メロ)」などの表記は可)。
しかし、現在でもマジェランアイナメを「ムツ」と称して出す料理店などは多いといわれる。
また、1990年頃には、みりん漬などに加工した切り身を「クエ」と詐称し、市場や量販店へ卸していた水産加工業者もあった。

「メロ」という名称で流通している魚の多くはマジェランアイナメであるが、一部マジェランアイナメの近縁種であるライギョダマシ(en、学名:Dissostichus mawsoni、英語名:Antarctic Toothfish)も含まれている。

中村創のボウエンギョ

  1. 2011/03/01(火) 15:57:34|
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中村創のボウエンギョ
中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です

ボウエンギョはヒメ目ボウエンギョ科(Giganturidae)に所属する魚類の名称及び、下位分類群の一つ。ボウエンギョ・コガシラボウエンギョの1属2種が知られ、いずれも中層遊泳性の深海魚である。

ボウエンギョ科の魚類は、インド洋・太平洋・大西洋など世界中の深海に広く分布する。赤道付近など熱帯・亜熱帯の深海に多く、水深500-3500mにかけての中層を漂って生活する。

日本からの報告はほとんどないが、2006年に高知県足摺岬沖で本科の1種(G. indica)が採集され、標本が一般公開された。この標本は2008年に日本初記録種として報告され、新標準和名「コガシラボウエンギョ」が提唱された。

ボウエンギョ科魚類は円筒形の体つきをしており、体色は銀色である。体表には鱗がなく、骨格は軟骨が多く脆弱である。体長は最大で22cmほどになる。 成魚の眼は望遠鏡のように筒状になって前方に突き出ており、和名や英名の由来となっている。このような眼球は管状眼と呼ばれ、太陽光のほとんど届かない深海において、上方から降り注ぐわずかな光や他の深海生物による生物発光を捉えるための適応とみられている。

大きく開く口には鋭い歯が並び、胃はオニボウズギス(スズキ目)やフウセンウナギ(フウセンウナギ目)のように著しく膨張し、自分よりも大きな獲物を捕食することが可能となっている。胃は黒色の膜に覆われ、餌生物の発光を遮断している。

鰭には棘条がなく、背鰭・臀鰭の軟条はそれぞれ16-19本、8-14本である。胸鰭は鰓の開口部よりも高い位置にあり、鰭条は30-43本。尾鰭は二又に分かれ、下葉が非常に長く伸びる。眼窩蝶形骨・前頭骨・後側頭骨・上側頭骨・接続骨・擬鎖骨を欠き、浮き袋ももたない。

ヒメ目の他の深海魚と同様に、ボウエンギョ・コガシラボウエンギョともに雌雄同体である。

仔魚は浅海で成長し、頭部が大きく、眼球も管状眼ではない。稚魚への変態は体長25-34mmの段階で開始され、腹鰭・脂鰭・前上顎骨・鰓条骨・鰓耙が消失するなど、きわめて劇的な変化が生じる。成魚の形態には未熟な部分が多く残されており、本科魚類がネオテニー(幼形成熟)の特徴をもつことを示唆している。

中村創のクジラウオ科

  1. 2011/02/25(金) 18:41:24|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
クジラウオ科は、クジラウオ目に所属する魚類の分類群の一つ。ホソミクジラウオなど、中層遊泳性の深海魚を中心に少なくとも9属20種が記載される。科名の由来は、ギリシア語の「ketos (クジラ)」と「mimos (模倣者)」から。

クジラウオ科の魚類はすべて海水魚で、太平洋・インド洋・大西洋など世界中の深海に幅広く分布する。海底から離れた中層を漂って生活する遊泳性(漂泳性)深海魚のグループで、特に水深1,000m以深の漸深層においてはチョウチンアンコウの仲間と並ぶ代表的な魚類である。この範囲では、本科魚類は約62種を含むラクダアンコウ科(アンコウ目)に次ぐ種多様性を示し、1,800m以深に限れば最も豊富な存在となっている。

クジラウオ類は採集されることが一般に極めて稀で、その生態についてはほとんどわかっておらず、ごく少数の標本に基づいて記載されている種がほとんどである。

クジラウオ科の仲間はやや細長く、円筒形 - 紡錘形の体型をもち、最大で全長40cmにまで成長する。眼は退化的で非常に小さく、鱗をもたない皮膚は柔軟でぶよぶよとしている。生時の体色は褐色 - 橙色で、顎や鰭は鮮やかな赤色、あるいはオレンジ色を呈することが多いなど、本科魚類の外見は独特なものとなっている。側線は著しく発達し、大きく開いた側線孔が頭部および体部に列をなして並ぶ。

背鰭と臀鰭は体の後方に位置し、互いに向かい合う。成魚は腹鰭をもたない。肛門の周囲、背鰭と臀鰭の基底に発光器官をもつ可能性がある。胸部の肋骨を欠き、椎骨は38 - 59個。

中村創のデメニギス!

  1. 2011/01/24(月) 21:25:24|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
デメニギスはニギス目デメニギス科に属する魚類の一種。望遠鏡のように筒状に突き出した両眼が特徴の深海魚である。
デメニギスはニギス目デメニギス科に所属し、デメニギス属に含まれる唯一の魚である。太平洋北部の亜寒帯海域に分布し、水深400-800mを主な生息域とする。日本近海では岩手県以北の沖合に分布する。

デメニギスは海底から離れて暮らす中層遊泳性の魚類で、深海の海中を漂って生活している。大きな鰭は主に姿勢を安定させるために使われ、捕食時以外に活発に遊泳することはほとんどない。
本種の最大の特徴は頭部および眼球である。デメニギスの頭部は透明なドーム状の膜で覆われ、内部は液体で満たされている。眼球は他のデメニギス類と同様に筒状となっており(管状眼と呼ばれる)、軸を回転させることにより前方-真上の範囲で視点を変えることができる。通常は眼を真上に向けており、上方から差し込むわずかな光によってできる獲物の影を捉え、捕食するものとみられている。小魚やクラゲといった餌生物を発見すると、管状眼を双眼鏡のように回転させるとともに、体全体を獲物と直線状に並ぶように動かす。また、クダクラゲ類が捕食した獲物を横取りする習性をもつ可能性も指摘されている。口は小さく、体のほとんどは大きな鱗によって覆われる。

デメニギスが最初に記載されたのは1939年であるが、実際に生きている姿が観察されたのは2004年のことで、頭部を覆う透明なドームの存在もこのとき初めて確認された。それまでに捕獲されていた個体では、このドーム状構造物は傷つき原形をとどめていなかったのである。

中村創のワニグチツノザメ

  1. 2011/01/20(木) 22:29:14|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
ワニグチツノザメ Trigonognathus kabeyai(鰐口角鮫、英: Viper dogfish)は、ツノザメ目カラスザメ科に属するサメ。1990年、和歌山県潮岬沖水深330mで得られた標本を元に、望月賢二と大江文雄によりカラスザメ科の新属新種として記載された。属名Trigonognathus は三角形の顎から、種名kabeyaiは発見者の名前に因む。
最大全長539mm。体型は円筒型。体色は濃褐色。吻は丸く、極めて短い。口の形状は三角形。ミツクリザメ Mitsukurina owstoni のように、上顎を前方に突出させることができる。両顎歯は同形。上下とも正中歯が1本、両側に7-8本の針状歯を備える。歯はやや内側を向き、先端は鋭く尖る。体腹面と頭部に発光器をもつ。
主に硬骨魚類を捕食する。他のカラスザメ科のサメには見られない特徴として、上顎が突出することと針状歯をもつことから、歯を獲物に突き刺して捕獲し、丸呑みにすると考えられている。日周鉛直移動し、昼間は中層にいるが、夜間は表層付近まで上がって餌をとると考えられる。

成熟サイズは、雄で全長約430mm、雌で全長約520mm。
非常に珍しい種で、これまでに日本とハワイからわずかな報告があるのみ。底曵き網などで稀に混獲される程度。

中村創 サギフエのこと

  1. 2011/01/18(火) 22:01:48|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
サギフエは、トゲウオ目ヨウジウオ亜目サギフエ科サギフエ属に属する魚。世界中に広く分布し、特に温帯の海でよく見かけられる。
サギフエは強く側偏した体と長い吻が特徴で、英名のsnipefishはこの体形に由来する名称である。全長は平均15-20cmで、そのうち約6cmを吻が占めている。幼魚の体色は銀色であるが、成魚になると赤色に変わる。体の表面は、胸鰭から背鰭にかけてと腹側の縁が骨板(甲板)に覆われる。

この魚は2つの背鰭をもつ。1つめの背鰭には4-7本の棘があり、そのうち前から2番目の棘は長く伸びてのこぎり状になっている。この棘は平均4cmほどになる。2つ目の背鰭には10-14本、尻鰭には18-20本の鰭条がある。

この魚は特に、砂や岩の海岸沿いの水深25-600mの領域(大陸棚)によく棲んでおり、昼間は普通この領域で過ごし、夜になると水面近くまで上がってくる。幼魚は外洋の表層水(de:Oberflächenwasser)の中で暮らす。彼らは小さな渦状の群れをなして育つ。幼魚はカイアシ類を餌とし、成魚は底生生物を探して餌とする。

サギフエは同じトゲウオ目のヘコアユと同様、頭部を下に向けて泳ぐ習性をもつ。

食用としての価値はない。

中村創 オニボウズギス

  1. 2011/01/14(金) 21:34:14|
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中村創の深海魚
今日も中村創は深海魚の話です。
オニボウズギスはスズキ目クロボウズギス科の深海魚。
深海600-1000mほどの深さに住む。
体長は10-30cmほどになり、口に鋭い歯が生えている。肌は透けるように薄い。

口は大きく開くが、これが本種の最大の特徴である、自分の数倍もある大きな獲物を無理矢理胃の中に納めるのに適したつくりとなっている。

本種は普段はごく普通の魚に見えるが、自分よりも大きな獲物を呑み込んだ結果、胃が猛烈に膨れあがり、体の容積の数倍にもなる。その胃の中の捉えた獲物の姿が、透けた体表を通して見えてしまう程である。

この大きく膨らんだ胃によって、エサの乏しい深海で長期間栄養を保つとされている。歯が鋭いのは、そういった獲物を捕らえた場合、決して逃がさないようになっていると思われる。

中村創 アオメエソ

  1. 2011/01/13(木) 22:38:33|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
アオメエソは、ヒメ目アオメエソ科の海水魚。

同科のマルアオメエソと同じく、関東を中心にメヒカリ(目光)という通称が知られている。また、静岡県沼津市においては漁師言葉でアオメエソを示すトロボッチという通称を持つ。

日本では神奈川県相模湾沖から宮崎県沖の水深200〜600メートルの海域に生息しており、静岡県の沼津沖産などが知られる。

食味としては身の柔らかさと脂の強さが特徴で、味の良さと流通量の少なさから、かつては高級魚に含まれることもあった。新鮮なものは刺身で食され、他に主な調理方法としては天ぷら、唐揚げが親しまれている。また、干物にすれば旨味が増す。

一般的には、メヒカリとして両者はほとんど区別されていない。外見上の違いとして、アオメエソは頭長が長く、眼径が大きい特徴を有する。

カサゴ目 中村創の深海魚

  1. 2011/01/12(水) 22:00:23|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創創です
カサゴ目は、硬骨魚類の分類群の一つ。7亜目26科279属で構成され、カサゴ・メバル・オニオコゼ・ホウボウ・コチ・アイナメなど底生性の海水魚を中心に、およそ1,477種が記載される。眼下骨棚と呼ばれる骨格上の特徴を唯一の根拠としてまとめられた一群であり、所属する魚類の形態ならびに生態は多様性に富んでいる。カジカ目とも呼ばれる
ほとんどのカサゴ目魚類は、海底であまり動かずに生活する底生魚である。沿岸の岩礁域で暮らすメバル類、熱帯のサンゴ礁に多いカサゴ類、砂泥底での生活に適応したコチ類・ホウボウ類など、生活環境は多種多様である。一生を通して大々的な移動をする種類は少ないが、淡水産のカジカ類では成長段階に応じて海と河川とを往復する回遊性の魚類が知られている。ギンダラ科の2種(ギンダラおよびアブラボウズ)は未成熟の段階では表層で生活し、成魚になった後に深海へ移行する。また、ホッケの若魚は比較的広範囲の海域を回遊する。

中村創 バットフィッシュ

  1. 2011/01/11(火) 16:38:18|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
フウリュウウオは、アンコウ目アカグツ科フウリュウウオ属に分類される魚の総称、または同属の1種(Malthopsis lutea)の和名。カリブ海周辺の比較的浅い海に生息する種や、日本近海の深海に生息する種などがいる。

カリブ海周辺に生息するものは、別名バットフィッシュと呼ばれる。

体長は20-40cmほどで、水深15-200mほどの比較的浅い海の砂底に生息する。主に発達した胸ビレと腹ビレ(腹鰭)を使って海底を歩くようにして泳ぎ、甲殻類や多毛類を餌とする。魚をおびき寄せるためのエスカは退化してとても小さく、実用性はほとんど無いが、アンコウ目から枝分かれしたときの痕跡器官となっている。またエスカは格納が可能である。後ろを向き鰓を目に見立てて威嚇する。

中村創 最大の魚種

  1. 2011/01/07(金) 16:51:28|
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中村創の深海魚
今日も中村創は深海魚の話です。
条鰭類
スズキ目 Perciformes 現代の浅海でもっとも繁栄し、最大の魚種(約1万種)を誇るグループである。深海魚も多数含まれるが、カサゴ目同様に科レベルでの深海への適応例は少ない。北部大西洋における試算では、スズキ目魚類は遊泳性深海魚の6%、底生性深海魚の9%を占めるに過ぎない[33]。200種以上を含むゲンゲ科は中深層から漸深層に広く分布する重要な底生魚で、高緯度地帯の海底では高密度の群れを形成することもある[48]。
ヤエギス科 Caristiidae
ソコニシン科 Bathyclupeidae
ゲンゲ科 Zoarcidae
アルテディドラコ科 Artedidraconidae
クロボウズギス科 Chiasmodontidae − オニボウズギス
イレズミコンニャクアジ科 Icosteidae − イレズミコンニャクアジ
ムカシクロタチ科 Scombrolabracidae
クロタチカマス科 Gempylidae − バラムツ・アブラソコムツ
オオメメダイ科 Ariommatidae
ヒシダイ科 Caproidae
カレイ目 Pleuronectiformes 上記2目と同じく、多くの科は浅海種・深海種を満遍なく含む。ウシノシタ科に所属する2亜科のうち、アズマガレイ亜科は深海性である。
カワラガレイ科 Poecilopsettidae
ベロガレイ科 Samaridae
フグ目 Tetraodontiformes 浅海魚が多いが、ベニカワムキ科の約20種は底生性の深海魚である。
ベニカワムキ科 Triacanthodidae

中村創のアンコウ

  1. 2011/01/06(木) 17:48:37|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
アンコウは、アンコウ目 アンコウ科に属する魚の総称。また、そのうち、主に食用にするアンコウ類のことを指す。

アンコウ科には 25 種ほどが含まれ、すべてが海水魚で、主に深海魚である。北極海、太平洋、インド洋、大西洋、地中海に生息する。頭部が著しく大きく、幅が広い。

肉食性で、口が大きく、歯が発達している。海底に潜んで他の魚を襲うのに適するため、口はやや上を向いている。口の上には棒状の突起がついており、これを動かして獲物をおびき寄せる。魚の他にも、たまに水面に出て海鳥を襲うこともあり、食べるために解体したら胃の中にカモメやウミガラス、ペンギンなどが入っていたという報告もある。

食用とされるキアンコウと、チョウチンアンコウとは異なる。頭には2本のアンテナ状の突起があり、長い方には皮がついている。アンコウは泳ぎが下手なため、泳ぎの上手な魚を追い回しても逃げられてしまう。そこで、海底の砂に潜り、その突起の皮を水面で揺らし、これをエサだと思って寄ってきた魚を、丸呑みにして捕食する。突起の皮は擬餌針のような働きをする。

アンコウは主に小魚やプランクトンを捕食するが、種によっては小さなサメ、スルメイカ、カレイ、蟹、ウニ、貝、上述の海鳥などを捕食するものもある。

大きさもさまざまだが、基本的にオスは小さくメスの方が大きい。体長は大きなもので2m近く、重さも60kg近い種(ニシアンコウ)もある。

「アンコウのオスはメスに寄生する」という話があるが、その習性を持つ種はチョウチンアンコウ上科の一部である。 キアンコウなどアンコウ科に属する種はそのような習性は見られない。 また、産卵時期などにオスのキアンコウがメスに捕食されるケースがある。

明けましておめでとうございます。

  1. 2011/01/05(水) 16:50:50|
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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
ギンザメとは、ギンザメ目ギンザメ科に属する魚類である。ギンブカとも呼ばれる。
属名Chimaeraはギリシア神話に登場する怪物・キマイラ(キメラ)に由来し、独特の姿形から名付けられたものである。種名phantasmaは、「幽霊」「幻影」といった意味。英語では"Rat fish"、"Rabbit fish"などの名称もあるがこれらはギンザメ類全般に対して用いられる名称であり本種のみに言及する場合は"Silver chimaera"の名称を用いることが望ましい。

全長1.1m。体色は銀白色。外見上サメやエイなどの板鰓類と異なる点は、鰓孔(外鰓孔)を一対しかもたないことである。大きな胸鰭をもち、海底付近を上下に羽ばたくようにして遊泳する。背鰭前縁に1本の毒腺のある棘をもつ。刺されると痛むが、人に対する毒性は弱い。歯は癒合し、硬いものをすり潰すのに適している。餌は底性の貝や甲殻類である。

卵生。雄の頭部には鈎状の突起があり、交尾時に雌を押さえ付けるのに用いられる。

底引き網などにかかることがあるが、水産上は重要でない。肉は一般的に不味とされており、かまぼこや練り製品になる。

深海底に生息しているため、生きている姿を目にすることは稀である。水圧等の影響により水から揚げると死んでしまうことが多いが最近本種の飼育に成功したという声もあり、謎に包まれた生態の解明に役立つのではないかと期待されている。背鰭にある棘は大きく、毒をもつので取り扱いには注意を要する。

中村創 ナヌカザメ

  1. 2010/12/28(火) 19:08:39|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
ナヌカザメとはメジロザメ目トラザメ科 Scyliorhinidaeに属するサメである。体長1.2m。「ナヌカ」は漢字で書くと「七日」で、生命力が強く水から揚げても七日間生きると云われたことからその名が付いた。
体長1.2m。体型は円筒形だが胴体の前半が膨らみ、ややどっしりとした印象を受ける。鰭は小さく、速く泳ぐというよりは体をくねらせて狭い所を泳ぎ抜けるのに適している。褐色の体色に、黒褐色の大小の斑点が散在する。体表はかなり粗くザラザラしている。細長い体は岩や海藻の陰に身を隠しやすく、体の模様が背景に溶け込んでさらに発見しづらい。口幅は広く、小さな歯が多数並んでいる。夜行性で小魚や甲殻類、頭足類を捕食する。

底生性。海中林やサンゴ礁などで生活する。水深400mほどの深海で暮らしている[1]。性格はおとなしく、日中は岩陰でじっとしてあまり動かない。

危険を感じると、海水や空気を吸い込んで胃を膨らませるという特徴的な習性を持つ。これにより外敵に体を大きく見せたり、隠れ場所の岩の隙間などに体を固定したりすることができる。英語ではナヌカザメの仲間をSwell shark(スウェル・シャーク、Swellは「膨らむ」の意)という。中にはBalloon shark(バルーン・シャーク、Balloon「風船」)という名のサメもいる。

トラザメと同様、人魚の財布と呼ばれる卵を産む。大きさは10cm程度で、トラザメのものよりも一回り大きい。卵はムチヤギ(刺胞動物)にからみついている。孵化するまでに1年かかる。

中村創のまたまた条鰭類

  1. 2010/12/27(月) 18:40:28|
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中村創の深海魚
今日も中村創は深海魚の話です。
条鰭類
ギンメダイ目 Polymixiiformes 10種のみを含む小さなグループで、全種が中深層底部に生息する。
ギンメダイ科 Polymixiidae − ギンメダイ
タラ目 Gadiformes 所属する500種超の多くが深海魚。ソコダラ・チゴダラの仲間は中深層から深海層に幅広く分布する底生性魚類で、種類・個体数ともに多い。
ウナギダラ科 Muraenolepididae
アシナガダラ科 Euclichthyidae
ソコダラ科 Macrouridae − ヨロイダラ・シンカイヨロイダラ
チゴダラ科 Moridae −チゴダラ
メルルーサ科 Merlucciidae − メルルーサ・シルバーヘイク
タラ科 Gadidae − スケトウダラ
アシロ目 Ophidiiformes アシロ科の魚類はソコダラ類と同様、数の多い重要な底生性深海魚である。
アシロ科 Ophidiidae − ソコボウズ・ヨミノアシロ
ソコオクメウオ科 Aphyonidae

中村創 sauros

  1. 2010/12/24(金) 09:00:51|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
トカゲギス科は、ソトイワシ目に所属する魚類の分類群の一つ。トカゲギス・クロオビトカゲギスなど、底生性の深海魚を中心に3属15種が所属する。科名の由来は、ギリシア語の「hals(海)」と「sauros(トカゲ)」から。

トカゲギス科の魚類は全世界の深海に幅広く分布し、特に太平洋・インド洋・大西洋の大陸辺縁部に多い。含まれる15種余りの仲間はすべて海底付近で生活し、底生性深海魚のグループとしてはソコダラ科(タラ目)・アシロ科(アシロ目)・ホラアナゴ科(ウナギ目)の仲間と並んで重要な位置を占める存在となっている。水深400mから3,000mの範囲にかけて分布する種類が多いが、トカゲギス属の1種(Aldrovandia rostrata)は約2,700〜5,000mと、突出して深い生息水深をもつ。

トカゲギス科の仲間は細長い体型をもち、体長40〜170cm程度にまで成長する中・大型の魚類である。トカゲのように上下に平たく縦扁した頭部は科名の由来にもなっている。

両顎に歯を備え、上顎は前上顎骨と主上顎骨に縁取られる。近縁のソコギス科と類似した形態をもつが、鰓膜が完全に分離すること、鱗が比較的大きく両側にそれぞれ30列以下の縦列をなすこと、背鰭は明瞭で後端は肛門よりも前方に位置することなどの特徴から鑑別される。側線はくぼみ状で、体の全長に及ぶ。

背鰭の鰭条は9-13本の軟条で構成され、棘条はもたない。胸鰭は体の高い位置にあり、臀鰭の基底は長い。鰓条骨は9-23本。

中村創コンゴウアナゴ

  1. 2010/12/22(水) 08:27:44|
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中村創の深海魚
本日も深海魚の話をする中村創です
コンゴウアナゴはウナギ目ホラアナゴ科に属する魚類の一種。水深200m以深の海底で底生生活を送る、腐肉食性の深海魚である。

コンゴウアナゴが所属するホラアナゴ科は3つの亜科に細分され、そのうちコンゴウアナゴ亜科は本種のみが含まれる単型となっている。
コンゴウアナゴは腐肉食性の魚類として知られ、死骸や弱った生物を主な餌としている。海底に沈降した大型生物の遺骸に群がり、ときに内部にまで潜り込む習性をもつ。漁獲されたオヒョウ(カレイ目)などの体内に見出されたことから、当初は寄生性の魚類と考えられ、parasitica の種小名が与えられた。しばしば S. parasiticus とも表記されるが、これは原記載論文での誤記に基づくシノニムで、現在有効とされる学名は S. parasitica である。

本種は深海の掃除屋として、食物連鎖の中で重要な役割を担うが、同じ腐肉食者であるヌタウナギ類ほど数は多くないとみられている。一方で、本種の食性には明らかでない部分も多く、無脊椎動物を捕食することもあるなど、腐肉のみに依存してはいない可能性も指摘されている

コンゴウアナゴはウナギのように円筒状に細長く、体表は粘液質でぬるぬるしている。最大で全長60cm程度にまで成長し、体色は灰色から褐色調。ホラアナゴ科の他の2亜科と異なり、吻(口先)が尖らず、頭部は丸みを帯びることが最大の特徴である。口は小さく、口元の後端は眼の位置よりも前にある。歯は臼歯状で、鱗は小さく皮膚に埋もれる。背鰭と臀鰭は尾鰭と連続し、臀鰭は体の後半部分から起始する。

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